失業保険の給付を受けるには、ハローワークにて毎月2回の求職活動をして、ハンコをもらう必要があります。
この求職活動とは一体何なのか?
初めて受給される方にとっては不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし適切な仕事を探す活動を行っていれば、簡単にハンコをもらう事ができます。
今日はその方法についてまとめてみます。
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求職活動実績:セミナーに参加する
ハローワークでは、様々なセミナーを行っています。私の県のセミナーとしては、
基本セミナー ・・・ 就職に必要な基本事項(求職活動の心構え、自己理解、労働市場の状況、求職活動の方法・ノウハウ、応募書類の作成)等が総合的に学べるセミナー
パートタイムセミナー ・・・ パートタイムで働くことに特化したセミナー。基本的な考え、労働市場、採用動向、各種保険と税金について学ぶ。
アクティブシニアセミナー ・・・ 再就職の進め方、自己理解、年金に関する基礎知識などを学ぶ。
などがあります。
他にも実践的な演習コースとして、
面接対策セミナー ・・・ 面接のロールプレイングとアドバイスを中心としたセミナー。面接までの事前準備から、志望動機、面接のマナーなどについて学習する。
ビジネスマナーセミナー ・・・ 求職活動中のマナーを含め、社会人としての基本的なマナーとは何かを実習等を通して習得する。
があります。
それぞれ一回しか参加できませんが、参加するごと1つハンコがもらえます。
私が参加したことのあるセミナーは「基本セミナー」で、現在の求人の動向やこれからどのように求職活動をしていけば良いのかを説明されました。
少し時間がかかる活動ですが、まず初めの一歩を踏み出すのにオススメです。
また演習コースはより実践的な内容になるので、事前に面接やビジネスマナーの対策をしておきたい!という方にオススメです。
求職活動実績:求人情報に対しての相談
ハローワークでは、備え付けのパソコンを使って求人検索ができますが、それだけでは求職活動実績にはなりません。それならどうすれば、という話ですが、気になる求人を印刷して、窓口に相談しにいきましょう。
窓口に相談しにいくとなると、この求人に応募しなくてはならないのでは?
と思ってしまう人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
持ってきた求人に対して、ざっくばらんに話すだけでOKです。
私の場合は何枚か求人票を印刷して、それぞれ他の応募者の応募状況を聞いていました。
「この求人の現在の応募者の状況を教えてください」
職員がバーコードで読み取って確認。
「この求人は現在○名ですねー」
みたいな感じで。
一通り確認したら、「一旦持ち帰って検討します」と言って、ハンコをもらって終了です。
他にも求人票には気になることも書いてあったりするので、それを聞いたりしていました。
相談とは文字通り相談だけでOKなので、そこまで深刻に考えずに大丈夫です。
大体の求職活動実績としては、相談になるんじゃないでしょうか。
求職活動実績:職務経歴書の添削
履歴書の添削は、窓口の相談の際にやってもらえますが、職務経歴書の添削は事前に予約をしておかないといけませんでした。私は応募したい求人があったので、それに備えて職務経歴書の添削をお願いしました。
総合窓口で用紙をもらって記入後、後日都合の良い日に添削指導をしてもらいます。
ここではしっかり時間を取ってもらって確認できるので、自分の作った職務経歴書に不安がある方にはオススメの活動です。
この活動をすることによって、「職務経歴書の添削」というハンコをもらう事ができます。
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求職活動実績:資格取得
私は資格取得の方法で求職活動実績を得ようとしましたが、結局できずじまいだったので実際のところ分からないですが、ちゃんと就職に繋がる資格であれば問題ないようです。自身のスキルアップに繋がり、尚且つ求職活動実績になるのであれば、オススメの方法だと思います。
その際は認定日に、資格を受験した証明を求められる可能性があるので、受験票を持っていきましょう。
まとめ
他にもハローワーク外のイベントに参加するなど方法がありますが、上記の方法がメインだと思います。セミナー参加
窓口で相談
職務経歴書添削
資格取得
コミニュケーションを取るのが苦手な方だと、どうしても億劫になってしまいそうな求職活動実績ですが、適切な活動をしていれば全く問題ありません。
私の直轄のハローワークの職員も優しい方が多かったです。
しっかり情報を収集して、どのように実績を積み上げるか計算した上で、求職活動をしていきましょう。
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