【2021年版レビュー】レースゲーム用のハンコンにロジクールG29を購入!スラストマスターやG923との優位性は価格!

今年に入って、ハンコンを使ってレースゲームをしたいなぁという欲求がふつふつと。

前にGTSPORTを買ってからのプレースタイルは、全てパッドのコントローラーでした。

大昔、GT5を購入した時に、同時にDFGTを購入して使っていたのですが、かなり満足感があったこともあり、やっぱりハンコンが欲しい!となり、次はどのハンコンを買おうか悩んでました。

2021年となり、リリースされてしばらく時間は経っているのですが、今回ロジクールのステアリングコントローラー G29を購入したのでレビューします!

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2021年のハンコン事情

PS4用とPC用にハンコンが欲しい。

けれどもガチガチのシミュ仕様のものではなくて、手頃な価格帯ものが良い。

価格帯と性能のイメージとしたら、DFGTみたいな感じのものが欲しい。

 

…しかし今はDFGTは終売。後継機は無し。

お手頃価格のハンコンとなると、FFBのついていないチープなものになってしまいます。

流石にFFBの有無はデカすぎる。FFB無しのハンコンは、面白味が無い。

となると、FFBがついて手の出しやすい価格のハンコンを出しているメーカーは

ロジクールスラストマスターに絞られます。

コンシューマー/家庭用向けハンコンを買うとなると、必然的にこのメーカーになるかと。

そしてそのメーカーの内、どのハンコンを買うか問題に直面します。

これに本当に悩みました。

Thrustmaster T300RS




FFBの評判が良く、ドライビングシミュとして楽しむにはかなり良さそう。

ただし熱暴走がなんたら、故障がなんたら、保証がなんたらと、ちょっと手を出すには勇気が必要か…

そして何より価格。

5万円近くは流石にポンと出せないよなぁと、考えものでした。

Logicool G ステアリングコントローラー G923




2020年に国内でリリースされたロジクールのハンコン。

G29の後継機で、質もグレードアップしてるのかな?と思っていました。

ですがモデルチェンジにしては、見た目はG29と同じようなものだし、何より価格が余裕で5万円オーバーなのもちょっと躊躇う。

G29と2万円の差があるほど、中身が改良されているのかよく分からないし、そもそも5万円出すほどハンコンでゲームを楽しむか?と現実を見て、こちらもスルーすることに。

Logicool G ステアリングコントローラー G29




そして消去法で選ばれたのが、G29でした。

価格で3万円台と、なんとか許容範囲。

本当にガッツリプレイするわけでもなく、カジュアルよりだけれども質はちゃんと追求したいとなると、今の中の選択ならG29一択かなと。

あとはPS5がPS4に対応している周辺機器も対応してくれると言ってくれたので、PS5にいずれ移行しても問題なく使えるという点も安心材料でした。

 

ということで、悩みに悩んでG29を選びました。

Logicool G ステアリングコントローラー G29のレビュー


今回購入したのはG29本体とシフターです。

せっかくならシフターも使ってみたいな、と思い切って買ってみました。


早速G29本体を見てみます。


中身は上手い具合にぎっちり入っています。


ハンドルコントローラーです。

DFGTと比較してですが、かなり質感が高いですね。

ハンドルを握った感じや、パドルシフトを引いた感覚もかなり良いです。


DFGTはパドルシフト箇所はボタンだったものに対して、G29はしっかり引くパドルタイプです。


下部のクランプで固定します。

本体はそこそこのサイズですが、左右のクランプでしっかりと固定可能です。


ペダルです。クラッチ付き。

ちゃんとアルミのペダルで、こちらも質感が高い。

ペダルの押し心地も良いです。


そしてシフター。

コツコツとシフトが入ってくれて、マニュアルシフトでドライビングしたい時は楽しめそう。


上記のペダルとシフターを接続するのは、ハンコンの裏側にケーブルを挿します。

きちんとケーブルを逃がす溝もあって、考えられてますね。


ということでサクッと設置してみました。

Logicool G ステアリングコントローラー G29の使用感レビュー

では早速使ってみます。

使用するゲームソフトはグランツーリスモSPORT。

久々のハンコンで楽しみです。

 

一通り触ってみた結果ですが、結論を言うとやっぱりパッドで走るのと比較にならないくらいに楽しい。

速いクルマも遅いクルマもなんでも楽しい。

これがハンコンの魅力だなと再認識しました。

 

一部のレビューにもある通り、ハンコン内部のギアのゴリゴリ感はもちろんあります。

DFGTほどではなく、マイルド気味ではありますが。

ただこの感覚も嫌いではなく、クルマを制御しながら走るという気持ちをバーチャルで得られる体験ができる気がします。

 

シフターですが、確かにマニュアルシフトでクルマを操作したいと言うユーザーには、かなりぴったりと思います。

ただ私はパドルシフトで操作する派なので、一度使ってみてからは使う機会が減りました…

もうパドルシフトメインでしか使わない! と決めている人は、無理してシフターを買う必要はないです。

逆にシフターでの操作にこだわりを持っている人は、是非使って体感してもらいたい箇所でした。

 

そして不具合も何もなく、異常な振動や入力の不良もなく楽しめています。

結局G923やスラストのハンコンと比べてどうなの?

G923やスラストのハンコンと比較すると、価格差的にもあちら側が性能は高いでしょう。

5万円を無理せずにポンと出せる人は、普通にG923やT300RSを買うことをオススメします。

ですがそうではない人は、G29を買うべきです。

3万円と5万円の差は大きいですし、カジュアルプレイヤーにとって2万円の価値の違いは疑問です。

 

G29を使ってみても、ドライビングを楽しむという本質を味わえることは間違いないですし。

残念ながら今の市場で、3万円以下でその本質を楽しめるハンコンは存在しません。

となると、一番手頃で手が届くハンコンは、G29となります。

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まとめ

購入時にはかなり慎重になってましたが、個人的にはG29を選んで正解でした。

ゴリゴリに走り込むシミュドライバーではないので、そのレベル感で楽しむにはG29がぴったりですね。

ですがそれなりに質を求めて走りたい!というユーザーの意向も汲み取ってくれるあたり、G29はバランスが良いイメージです。

G29がオススメな人
  • DFGTからの移行難民、または同等かそれ以上の体験を求めている人
  • ハンコンにそんなにお金は出したくないけど、ドライビングの楽しさには妥協したくない人
  • レースゲームをカジュアルかちょっと使い込むくらいのレベル感の人

G923かスラストをオススメする人
  • ハンコンにポンと5万円出せる人
  • なるべく性能が良くて、質の高いドライビング体験を求める人
  • そこそこ又はかなりレースゲームの世界を追求する人


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