【使用レビュー】お手頃価格で音質十分なBluetoothスピーカー「Tribit XSound Go」のレビュー

最近はよくタブレット端末で動画を視聴することが多くなりました。

その際はタブレットに搭載しているスピーカーから音を流しています。

私が使っているタブレットはiPad無印。

お世辞にもいい音とは言えません。

やはりいい音で楽しみたいよなぁ…と思い、タブレット専用のBluetoothスピーカーを買うことにしました。

今回は安価で尚且つ評判も良かった「Tribit XSound Go」を購入しましたので、レビューします!


スポンサードリンク


Contents

「Tribit XSound Go」の購入背景

実はBluetoothスピーカーとして、古い型ですがBose SoundLink Miniを所有しています。


 

コンパクトなのに非常に良い音質のスピーカーなので、とても気に入っています。

しかしそれは、Fire TVの外部スピーカーとして普段使っています。

一つのスピーカーを使い回す場合、タブレットとの接続を毎回切り替えるのも面倒だなと思っていました。

それに防水性やもっとラフに外で使えるスピーカーも欲しい。

そのポジションにピンズドでハマってくれたのが、今回の「Tribit XSound Go」でした。

 

今回購入にあたって期待したポイントは以下の通りです。

ポイント
  • SoundLink Miniレベルは期待しないけど、普段使いとして許容できるくらいの音質
  • 映像とリンクさせて問題のない音ズレ、遅延の無さ
  • なるべくコンパクト

もう上記の条件に当てはまってくれれば嬉しいくらいの勢いで、購入しました。

「Tribit XSound Go」のレビュー


ということで、Amazonで購入しました。


防水であるIPX7と、Bluetooth5.0であることが明記されていますね。


同梱物は以下の通りです。

同梱物
  • スピーカー本体
  • USB-Cケーブル
  • 説明書

実は気にしていた要素の一つは、USB Type-Cを採用してあることです。

このモデルが発売されていた当初はmicro-USBを搭載していたようですが、2020年に改良されてUSB Type-Cに変わったようです。

身の回りのケーブルはUSB-CかLightningになっていたので、今さらmicroUSBを使いたくなかったため、この変更は嬉しいですね。

一方で上位機種である「Tribit MaxSound Plus」も当初は購入検討していたのですが、こちらは現在もmicro-USBを搭載しているようだったので見送りました。


価格も価格だったため、見た目はとてもチープなものを覚悟していましたが、現物は全くそんなことありませんでした。

コンパクトな作りでかつしっかりとしています。


操作するボタンパネルは非常にシンプルにまとまっています。

分かりやすいので操作に困ることがないですね。


裏側には防水キャップ外すと、AUX端子とUSB-C端子があります。

Bluetoothだけでなく、有線接続も可能です。


SoundLink Miniとのサイズ比較です。

一回り小さいですね。

「Tribit XSound Go」の音質レビュー

最重要な音質についてです。

結論から言うと、3000円台で購入できるBluetoothスピーカーとして考えると、脅威のパフォーマンスです。

今までの同価格帯のイヤホンとか、スピーカーは「低音スカスカ」「高音も伸びない」「音が籠っている」なんて上等でしたが、そんなものを過去にしてしまうくらいのスピーカーです。

 

SoundLink Miniと比較して「言うほど低音がすごくなくて残念」というレビューも見受けられましたが、そりゃ当たり前です。そもそも構造が違います。価格も大幅に違います。

 

あっちはあっちは2万円のBluetoothスピーカーに対して、こっちは3000円台です。

この二つに同じパフォーマンスを期待する方が、そもそもの間違いです。

 

前面からではありますが、低音から高音までバランスの取れた音を出しているな、という印象です。

もちろん音楽鑑賞用で高いレベルの音を期待して聴き臨むと、肩透かしを食らうかもしれません。

(そもそも3000円のスピーカーにそのレベルを期待する人なんていないと思いますが)

このコンパクトさで平均点を超える音を出す、その視点で見ると非常に良いスピーカーだと思いました。

確かに高評価なのも理解できます。

 

特に動画鑑賞用に音を外部出力したいという層には、とてもマッチしていると思います。

少しの出費で普段の動画鑑賞のクオリティを高く引き上げてくれるとなると、コスパ抜群です。

タブレットで動画を再生しても、スピーカー側で遅延は確認されず、問題なく視聴できます。

 

普段タブレットに内蔵のスピーカーで動画観ているなら、間違いなく外部スピーカーを一つ買った方が幸せになれます。

追記:TWSによる2台使いで据え置きスピーカーにする

その後、個人的にこのBluetoothスピーカーはかなり気に入って使っていました。

そしてこのモデル、TWS(True Wireless Stereo)対応とのこと。

つまり2台接続したら左右ステレオで聞くことができる。

そうしたら今よりももっと良い音の体験ができるのでは?と思い、2台目も購入しました。


気になる点はTWSとして使い際の接続の容易さと、音質です。


説明書には片側のBTボタンを短く押して、もう片方を長めに押すだけ。

実際に試すと、片方はペアリングモードになり音が短く鳴ります。その後もう片方を長めに押すと「Stereo mode」と案内があり、その後左右のスピーカーから「Left chanel」「Right chanel」と出たらペアリング完了。

超簡単です。

 

肝心の音質は、もう大満足です。

元々一つで全ての役割を担っていたスピーカーを分担してあげて、左右の音を振り分ける。

これだけでこんなに違うのなら絶対に2台買った方がいいと断言できます。

あまりにも期待値以上だったので、Fire TV Stick用のBluetoothスピーカーの役割をBose SoundLink MiniからTribit XSound Goに変更しました。


PCにはイヤホンジャックから3.5mm経由で別のスピーカーに接続していますが、その隣のディスプレイに接続しているFire TV StickはBluetooth接続しかできないので、その役目をTribit XSound Goにはたしてもらってます。

主にFire TV StickではYouTubeで作業用BGMを流したり、DAZNでスポーツを流してます。

ですので音の要素はかなり大事ですし、起動させる度にTWSで両方使うハードルもなるべく低くしたいところです。

そしてこの環境を構築して使ってみましたが、

起動順序
  1. ディスプレイとFire TV Stickを起動する
  2. 両方のTribit XSound Goの電源を入れる

これで終わりです。

めっちゃ楽。

②で電源をつけてあげるだけで、過去既にペアリングしたTribit XSound Go同士でペアリングして、その後Fire TV Stickと接続します。

据え置きのスピーカーとしての役割もきっちり果たせます。


電源供給はUSBハブに接続しています。


 

変に安物のPCスピーカーを購入するよりも、このBluetoothスピーカーを2台買って接続する方がよっぽど良い気がします。。。

スポンサードリンク


まとめ

価格的にもそこまでのものではないだろうと思っていましたが、普通に期待以上のパフォーマンスを発揮してくれました。

有名どころだとAnkerのBluetoothスピーカーもありますが、それよりも安く機能も十分なTribit XSound Goを選ぶのが個人的にはオススメかなと思います。

今、手持ちにBluetoothスピーカーが無くて、お手頃で使えるスピーカーデビューしたい!という方にはぴったりです。

「Tribit XSound Go」がオススメの人
  • とにかく安くて、けど音質には妥協はしたくない人
  • 防水/アウトドア用に気兼ねなく使えるスピーカーが欲しい人
  • タブレットの動画鑑賞用に音声を外部出力してリッチに楽しみたい人

「Tribit XSound Go」がオススメでない人
  • 3000円台のスピーカーにめちゃくちゃ音質を期待している人
(大人しくSoundLink Miniを買ってください)



スポンサードリンク