【2021年新型NEWモデル】Fire HD 10を購入したのでレビュー!コンテンツ消費機としてコスパ抜群!

2021年春に、AmazonがFire HD 10の新型モデルを発表しました。

私はFire HD 8を持っていたのですが、コンテンツを見るにしても中途半端な端末だったのであまり使っていませんでした。

Fire HD 10は画面が大型かつフルHDということで、動画を見るにも電子書籍を読むにもいいかも!と思い、今回発売日に購入しました。

一通り使ってみたので、レビューします!

ただ、Amazonの販売ページを見たら分かるような、他の方がスペックやメインの特徴を長々説明している箇所は省きます。




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Contents

Fire HD 10の使い方として検討していた項目

そもそもタブレット端末をどう使うか次第で、評価は変わってくると思います。

私が今回Fire HD 10を購入するにあたって、前提は以下の通りです。

前提
  • Fire HD 10はあくまでサブのタブレット端末(メインはiPad無印)
  • Fire HD 10は外で持ち出す前提で使わない、自宅で使うことがメイン(サイズ感や重量はそこまで気にしない)
  • Fire HD 10はクリエイティブな作業、ゲームには使わない。あくまでコンテンツの鑑賞や消費目的

端末のスペックとして重視する評価項目としては、

評価項目
  • 画質の綺麗さ
  • 価格に対してのパフォーマンス
  • 常識の範囲内の操作においてのサクサク感

です。

そしてこれまでのFire HD端末で出来た通り、Google Playを入れられること。

これらの点を今回の期待値に設定しています。

2021年新型newモデル Fire HD 10のレビュー


これまでのFire端末と同じようなパッケージです。

10インチ越えということで、それに応じたサイズ感があります。


同梱物は
  • Fire HD 10 本体
  • 9W アダプタ
  • Type-Cケーブル
  • ガイド
です。


前のFire HD 8は端子がmicroUSBタイプだったので非常に使い勝手が悪かったのですが、最近のFire HDはType-Cに変わってくれました。

純正の9W充電アダプタを使用して、4時間でフル充電できるとのこと。

ちなみに出荷時点で60%ほど充電されていたので、開封してすぐに使うことができます。



端末の外観はこれまでのFire HD端末通り、樹脂感のあるものです。

高級感とか質感とか言える箇所はありませんが、そもそもFire HDを購入する層の方々はそこを求めはしないと思うのでOKです。

むしろこのくらいの方が、気軽に使えます。


サイズ感ですが、iPad無印(9.7インチ)と同じ感覚で取り回せそうです。


ただしFire HD 8と比べると、サイズ感の違いは一目瞭然です。

これまでFire HD 8のタブレットサイズに馴染みあった人が、次にFire HD 10を使いこなそうと考えると、サイズへの適応が必要です。

2021年新型newモデル Fire HD 10の画質・ディスプレイの綺麗さ


一番に気にしていた箇所である、Fire HD 10のディスプレイの質、画質です。

結論から言うと普通に期待通りです。

ここは前世代と同じですが、フルHDの1080pディスプレイ(1920×1200) ということで綺麗に出力がされてます。

あとは「前世代機より10%明るく鮮やか」と商品ページにあったように、明瞭感もあります。

色の表現力が1万円台タブレットのディスプレイと考えても、かなり高いと思います。

またメモリを3GB積んでおり、意外とサクサク動くことがディスプレイの綺麗さ・表現力に繋がっています。

以前のFire HD端末はサクサクとは程遠いものでしたが、新型のこのモデルとなってくるとそれは過去の話になりましたね。

 

そしてこのディスプレイの質がどこに影響を与えるかというと、もちろん映像もそうですが、電子書籍にも大きなインパクトがあります。


フォントのクッキリ明瞭感。カラー本の場合は色の再現度。ディスプレイのサイズによる表示領域の広さ。

これらはFire HD 10におけるアドバンテージです。

むしろFire HD 8で電子書籍を見ることは、オススメしません。


こちらはFire HD 8のディスプレイを直接撮影したものです。

実際に端末を触って比較してもらうと分かりますが、Fire HD 8で電子書籍を読むのは結構苦しいです。

全体に表示されている白が不自然に青味がかっている。フォントサイズが小さくなるほど、文字の縁が滲み読みにくくなる。非力なディスプレイの影響でカラー本の場合は色の表現力が悲惨。そもそもディスプレイが1280 x 800のHDなので、荒くなってしまうのは仕方がない。

(前のFire HD 8を参考にしているので、現行のFire HD 8だと大きく改善されているかもしれませんが)


どちらも輝度最大にして、同じページを表示しています。

Fire HD 8の方が見るからに青みのあるディスプレイ感がわかるかと思います。

これは長時間電子書籍を読もうとすると、かなりしんどいです。

対してFire HD 10はかなり自然に電子書籍を読むことができます。


そしてこれが色の表現を重要視しなければならないコンテンツの場合、洒落になりません。

端末の違いによって、見るものが全く異なります。

モノクロの漫画とか文庫本であれば気になりませんが、カラーのコンテンツを見るとなるとFire HD 10の優位性は理解できるかと思います。

 

もちろんその考えは、映像の表現力にも繋がります。


ディスプレイ内の色のメリハリ、明瞭感、明暗。

動画視聴の質につながってくる部分を全て高いレベルでまとめています。


もちろんAmazon Prime Videoは1080pでの出力OKです。

ディスプレイに関しては、Fire HD 10に期待したことを越えてくれました。

 

余談ですが、スピーカーに関して一応ステレオスピーカーで二口で出力されます。

ここに関して可もなく不可もなくというところです。

全然聞けるレベルですが、例えば映画を観ようとかガッツリ視聴する前提だと物足りないでしょう。

ここについては、安いBluetoothスピーカーを一つ持っておくなどで対応しておくと良いかもですね。

2021年新型newモデル Fire HD 10で2画面分割する

今回のモデルから、2つのアプリを分割して表示することができるようになりました。

これが使えるようになると、タブレットの使える幅が広がると思うので、早速試してみました。

ドキュメント

 


下部のナビゲーションバー右側の「タスクスイッチ」をタップします。

 


ディスプレイの左側に配置するアプリを選択します。closeボタンの左側にあるアイコンをタップします。

(今回はDAZNを開きます。スクリーンショットを撮るとコンテンツ保護の関係でブラックアウトしていますが、実際は映像が流れています)

 


すると左側に先ほど選択したアプリが配置されます。

同様に右側で同じ操作をすると。。。

 


左側にもアプリを開くことができました。

これでDAZNを観ながらTwitterを見ることができるようになりました!便利!

Fire HD 10でビデオを2画面表示する際の注意点

ちなみにこの2画面表示で気をつけないといけないのが、二つの画面でそれぞれ異なるビデオを再生することができません。

もしビデオが二つ流れてしまうと、どちらかの映像がストップしたり、アプリが閉じてしまいます。

例えば今回のように左側でDAZNを観て、右側でTwitterを見るようなケースの場合。

Twitterのタイムラインで映像が組み込まれた投稿を見るたびに、DAZNの映像が止まってしまいます。

これはTwitterのアプリ側で動画の自動再生をONにしており、動画の自動再生が発火する度にDAZN側のビデオが止められてしまうのです。

これを回避するには、Twitterアプリ側で動画の自動再生を停止しましょう。


設定の中にある「データ利用の設定」から、動画の自動再生をオフにします。

これで問題なく、DAZNの映像とTwitterを利用できます。

2021年新型newモデル Fire HD 10でGoogle Playを入れる

そして最後に確認する重大な項目。

Fire HD 10にGoogle Playを入れられるかどうか。

もし新型モデルでは、これまでできていたGoogle Playを入れられなくなっていたら、個人的に端末の価値が半減してしまう。

このくらい重要視していた項目です。

(※ここは端末を個人の意向で保証外の範囲で扱う為、全て自己責任となります)

 

ということで、新型Fire HD 10に入っている最新のOSに合った導入の仕方を、インターネット検索でヒットした情報通りに入れてみました。

・・・

 

・・・

 

・・・

 


 

はいきた。

これでGoogle Playで提供されているアプリが無事に使えるか。

 


 

はいUdemy使えます。

 


 

はいニコニコ動画も使えます。

 

これで新型Fire HD 10は全ての期待値を越えてくれました。ありがとうございました。

 

ここまでやると、本当に自由な使い方ができますね。

Fire HD 10側のアプリとGoogle Playのアプリを組み合わせて、2画面表示することもできます。


例えばDAZNを観ながらTwitterもできますし。


DAZNを開いてGoogle PlayでインストールしたChMateを使うこともできます。

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まとめ

1万円台にしては、欲しい箇所を全てカバーしてくれている、個人的には良い端末だと思います。

もちろんガジェット好きさんからしたら、スペック云々あると思いますが、気楽に緩く使う分には十分です。

 

以前はFire HD 10は買うな! Fire HD 8を買え!

的な意見をよく見た記憶があります。

その当時はFire HD 10が3万円近い価格だったこともあり、Fire HD 8のコスパの良さを考慮した上での意見だと思います。

ですが今現在は、Fire HD 10の価格は1万円台半ば。大幅に値下がりしました。

Fire HD 8との価格差が縮まりながらも、ディスプレイなどスペックの違いは大きくあります。

個人的には2021年として持ち運びを考慮しなければ、Fire HD 8を買うよりかは、Fire HD 10を買え!と強く言いたい側です。

それほどFire HD 10の性能と価格、そして使い勝手の良さが目立っています。

そして動画・電子書籍をバリバリ使うコンテンツ消費専用機として考えるのであれば、Fire HD 10は非常におすすめです。

 

持ち運ぶのであればFire HD 8、でなければFire HD 10を買ってください。

持ち運ぶのであっても、多少サイズ感に目を瞑れるのであればFire HD 10を買ってください。

今Fire HD 8が持つ優位性は、サイズだけです。

 

Fire HD 10をおすすめする人
  • とにかく価格の安いタブレットで、コンテンツをストレス無く見たい人
  • サブのタブレットが欲しい人
  • タブレットを買ったとしても、外に持ち運ばない人
  • 何かしらの映像ストリーミングサービスに入っていて、テレビ以外でもよく使っている人
  • 電子書籍を読む端末が欲しい人、より大きい画面で快適に読みたい人

Fire HD 10をおすすめしない人
  • タブレットを外に持ち運ぶ前提で使う人(持ち運ぶのであればFire HD 8の方がいいです)
  • 絵描きといったクリエイティブな作業、ゲームをしたい(iPadを買うべきです)


 

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