私は外出する際は、モバイルルーター(Wimax)を持ち歩いています。
主に外で作業をする際にパソコンをインターネットに接続するためと、現在auのピタッとプランに加入しているため、なるべくキャリアのデータ通信料を減らすためにスマホを常時接続しています。
しかしWimaxは月々の費用として4000円ほどかかります。
そして現在は高頻度で地下鉄を使っているのですが、Wimaxは地下だと使い物にならないのも辛い。
そしてそんなに外でガツガツ使っているわけでもなく、もう少し費用を抑えられないかな? と検討するようになりました。
そこで挙がったのは、楽天モバイルを新たに2台目のスマホとして契約し、それをテザリングすることでモバイルルーターとして活用すること。
楽天モバイルがまだ1年間通信料無料のサービスを行っていたこともあり、今回Rakuten Miniをセットで購入契約して、実際に使ってみました。
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Contents
Wimax乗り換えの検討
今回Wimaxからの乗り換えを検討するにあたって、気にした項目は以下の通りです。検討項目
- 費用の安さ(月々2~3000円程度で収めたい)
- 接続可能エリアが広いこと
- 多くデータを消費することがあっても、耐えられるギガ容量
- テザリングをする場合は、端末を安く手に入れられること
この条件に当てはまるものとして候補に上がったのは、UQモバイルです。
2月から3000円弱で、15GBのくりこしプランが誕生します。
端末もテザリングが可能で気になっていたReno3 Aが1万円ちょっとで購入できるというのも魅力的でした。
ただもう一つ挙がった候補として、今回の楽天モバイルです。
1年間通信費無料。そしてタイミングよくRakuten Miniが1円で購入できるというキャンペーンを開始。
きちんと通信エリアも私がよく行く範囲をカバー。
解約費用もかからないなら、まずはこれを使ってみるのがいいんじゃない? と思い、今回楽天モバイルを選びました。
Rakuten Miniをレビュー
個人的に気になっているものとして、Rakuten Miniの使い勝手です。かなり小さいということで、どんなものかと気になっていました。
そもそもメインスマホではなくサブ機であるし、モバイルルーターとしてはちょうどいいかなと思い、Rakuten Miniを購入した経緯もあります。
ついにRakuten Miniとご対面。
既に箱が小さい。
箱を開けてびっくり。
本当に小さい!
もはやスマホではなくて、ウォークマンレベルの小ささ。
参考に比較対象を置きました。
左からXperia XZ1, Rakuten Mini, Walkman Aシリーズ。
見ればわかる通り、ほぼウォークマンAシリーズ同じサイズです。
このコンパクトさは、モバイルルーターとして持ち歩くには邪魔にならずメリットですね。
そして今回選んだ色はホワイトです。
端末の価格としては1万円台後半の安いモデルですが、チープさは感じられず質感的にかなり頑張っているなと思いました。
背面もかなり綺麗です。
何も付けずに、そのまま使うのもありですね。
ディスプレイはFHDではなく、HDです。
ただし画面がかなり小さいこともあり、HDでも綺麗に感じられます。
そして今回はAmazonでケースと液晶保護ガラスフィルムを購入しました。
私はバンパーケース使用主義者ですが、今回は初めて手帳型ケースを購入してみました。
これが値段の割には質感も良く、まとまりも良いので良かったです。
変に目立たずシンプルにまとめることができました。
またガラスフィルムですが、もともとRakuten Miniには保護フィルムが貼ってあった上、購入したガラスフィルムもディスプレイ面積が少ない故にガラスフィルムの厚さが目立つかなと感じて、一旦貼るのを止めました。
既に貼ってある液晶保護フィルムは耐久性が無さそうなので、ダメになり次第貼り替えようと思います。
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楽天モバイルの開通手続き作業
Rakuten Miniは物理SIMが必要ない、eSIM対応端末ということで、eSIMを申し込みました。それを用いた開通手続き作業ですが、驚くほどに簡単でした。
こんなに単純な方法で携帯電話が使えるなんて……
今までのキャリアの店舗で何時間も契約手続きをしていたのが信じられないくらいです。
端末と同じく作業の案内が書かれた冊子が入っているので、その通りに作業を行えば問題ないです。
開通後に「my 楽天モバイル」を見てみると、「開通済み」になっているのにステータスは「配送中」のままで、詳細な画面が表示されませんでしたが、翌日になるときちんと全て反映されていました。
なかなか反映されないな? と思ってもしばらく待てば大丈夫です。
いざ楽天モバイル&Rakuten Miniのテザリングを実施! モバイルルーターとしての実力は?
そして本題。楽天モバイルとRakuten Miniのテザリングを使用したモバイルルーターの実力を確認します。
Rakuten Mini側でテザリングを行うためには、簡単な設定を済ませるだけです。
あっという間にモバイルルーターの出来上がり!
今回の計測時間帯は朝の9時ごろです。
テザリングの接続先はiPhone11 Proで、計測はGoogleのインターネット速度テストを利用しました。
それでは見ていきましょう。
Broad WiMAX(比較対象)
au(比較対象)
WiMAXとauは、大体同じくらいの水準ですね。
では本命の楽天モバイルです。
楽天モバイル(4G)
楽天モバイル テザリング(2.4GHz)
楽天モバイル テザリング(5GHz)
!?
こんなに差が出るものなのか…
なお楽天モバイルの4Gは、パートナーエリアではなく、楽天回線のエリアです。
外にも持ち出して使ってみましたが、テザリングしてSpotifyなどで音楽を聴く、インターネットサーフィンをする程度なら問題はないです。
しかし動画をストリーミング再生する、オンライン通信ゲームをするとかになってくると、かなり厳しいのでは。
また2.4GHzではなく、5GHz帯を使っていくことを考えていくのがベストでしょう。
Rakuten Miniのネックはバッテリー持ち
そして一つ気になる点としては、Rakuten Miniをモバイルルーターとして使っていく場合、バッテリー持ちが不安な点です。コンパクトな端末なだけあって、バッテリー容量がかなり小さいです。
そのためにバッテリー持ちが悪く、外で運用するのであればモバイルバッテリーが必須です。
また操作するにあたってRakuten Miniを触っていると、ゴリゴリとバッテリーを消費していきます。
常に充電する体で使うなら問題ありませんが、長時間の単体使用の場合はバッテリーの持ちを気にする必要がありますね。
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まとめ
今回はWiMAXから乗り換えに、楽天モバイルを契約してテザリングで運用できるかという点で見ました。結論としては、通信速度を求めないのであれば、選択肢として楽天モバイルはアリだと思います。
費用を抑えられて、楽天回線エリアで無制限に使えるという点では評価できるかなと。
しかし速度を求めるのであれば、WiMAXは依然有利です。
速度を取るか、値段と受信範囲を取るか。
これはモバイルルーターに対して、何を求めるか次第だと思います。
私は一旦結論を保留にして、楽天モバイルでテザリングする端末とWiMAXをしばらく使ってみてから決めたいと思います。
通信速度は環境により異なるので、皆さんそれぞれで実際に試して確認するのが一番です。
参考になれば幸いです。
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